犬たちが歳を取って10歳も超える頃になると、
身体にいろいろとトラブルも現われます。
「愛犬が立てなくなった。」
「動けなくなった。」
すると、次には介護ハーネスや介護ベッドを探す・・・。
歳も歳だからだから・・と、
飼い主さんもそこのところで納得してしまうのかもしれません。
愛犬が立てない・歩けないとなると、
「可哀そうだからそっとしてあげよう・・。」
という思いも分からなくもありません。
けれど、歩けたり思い通りのところへ動けることの方が、
犬にとってはずっと嬉しいはずです。
それは脳への刺激にもなり、全身の神経を活性させます。
老化が原因で筋肉が固くこわばってしまい、
歩きにくくなっているケースも多いです。
そのままにしていると、筋肉量が減っていき寝たきりになる可能性が出てきます。
それにはドッグマッサージをぜひ試してみて頂きたいです。
マッサージで固くなった筋肉をほぐして柔軟にしてあげると、
身体の動きや歩くことが楽になります。
血流もリンパの流れも良くなり、神経にも良い刺激になります。
歩きやすくなれば犬は本能で歩こうとします。
実際に病気の後遺症で歩けなくなった子が、
毎日のマッサージで歩けるようになって亡くなる数日前まで散歩にも行き、
16歳の天寿を全うした子がいました。
ドッグマッサージで散歩が復活し、
寝たきりにならずに済んだお手本のような実例です。
歩くスピードがゆっくりになってきたな・・と感じることがあったら、
お家でのマッサージを習慣にして頂きたいです。
シニア期に入ってまだまだ元気!という頃から始めるのがベストです。
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