犬がいれば、朝・夕の散歩は欠かせない日課です。
大型犬ともなると、1時間くらいかけて散歩されている方も多いかと思います。
毎日の習慣となっている犬たちも大好きな散歩ですが、
さて、その内容はどんなでしょうか?
改めて、愛犬との散歩について振り返ってみます。
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散歩は時間だけで評価できない
先ほど、大型犬ともなると1時間かけて散歩をする方もいる。と書きましたが、
もしも散歩に30分しか掛けてないとしても、気にしないでくださいね。
散歩の時間が長ければ長いほど良いか?というと、一概には決められません。
肝心なのは散歩の中身です。
同じ1時間でも、クンクン臭いを嗅いでばかりで、なかなか前に進まない子と、
あまり立ち止まらずサッサと歩いて進む子とでは、
まったく歩いている距離が違ってきます。
じゃ、距離なのか?というとそれだけでもありません。
散歩は運動?
以前に何かで読んだのですが、
アジリティやディスクなどの犬のスポーツは運動と言えるが、
散歩は運動ではないと書かれていました。
たぶん、スポーツをすれば筋肉が鍛えられる=運動、という定義なのかと思います。
確かにトコトコ歩いては止まって臭いを嗅いで、
また数メートル歩いては臭いを嗅いで・・を繰り返す散歩では、
運動とは言えないかも知れません。
けれど、筋肉を付ける方法はドッグスポーツしかないということはなく、
散歩でも筋肉は鍛えられて筋肉量が増えます。
要は、その散歩の内容がモンダイなだけです。
足に筋肉を付ける散歩の方法
オーナーさんが、リードを持っているだけで、
犬の歩くまま後ろを着いて行ってる散歩。
これは運動とはほど遠いですね。
やはり、歩き方はある程度オーナーさんがリードしていく必要があります。
歩く速度も少し小走りに近い歩き方をすれば、負けじと犬は動きに付いてきますよ。
最初はちょっとしんどいですが、オーナーさんも自分の運動と思って、
リズムよく、サッサッサッサッと歩いてください。
たまに立ち止まってクンクンすることも有るでしょうが、
ちょっと嗅いだら「行くよー」と声を掛けて歩き出すようにします。
ドッグスポーツやドッグランで走り回らなくても、
しっかり歩けている子は良い筋肉が付いています。
後肢の太もも周囲が大きくて、とても触り応えがありますよ。
散歩の前にマッサージ
ドッグマッサージはこうした散歩の前にやってあげるのがとても有効です。
血行も良くなり筋肉が柔らかくなるので、
可動域が広くなって足も伸びやすくなります。
股関節や膝に心配のある子は、寒い時期など特に散歩前のマッサージをしてあげたいですね。
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