はじめまして!
この度は犬のマッサージ.comに訪問いただきありがとうございます。
ドッグケアマッサージWish!の代表をしています堀京子と申します。
京都で“シニア犬になってもずっと元気に歩ける!”を目標にドッグマッサージの施術と指導をしています。
こちらにドッグマッサージを始めたきっかけ~現在まで、簡単な自己紹介をさせていただいています。
よろしくお願いいたします。
犬のマッサージを始めるきっかけ
犬のマッサージを覚えようと思ったきっかけは、股関節形成不全のわが家の愛犬レイのためでした。
生後9ヶ月頃からびっこを引いたり、散歩途中で歩かなくなったりすることがあり、病院で股関節形成不全の診断を受けました。
また、先代のゴールデン・レトリバーも股関節が悪く、晩年には歩けなくなり暫くの間寝たきりで過ごしました。
こんな経験もあって、
この子は歳をとったら歩けなくなるのでは・・?という不安をずっと持っていました。
股関節形成不全のリスクが有るなら尚更、
若い頃から何かやってあげられることは無いんだろうか?・・と探すうちに、
犬のマッサージに効果がありそうだというところに辿り着きました。
早速インターネットや本を買って読んでみましたが、
当時の情報は素人の私でもがっかりするような、期待はずれなものでした。
具体的な内容の本は無く、写真やイラストでは手の動きがわかりません。
ネットでは動画も見ましたが、どれもでんでバラバラでマッサージをしている根拠がわかりません。
「うちの子には身体のどの場所をどのようにマッサージすればよいのか?」
「どれくらいの力加減と時間が必要なのか?」
突き詰めて調べていくと、どれも私が納得出来るものはありませんでした。
マッサージ講座を受講することに
通院していた動物病院は犬のマッサージの認識も高く、ケガや術後のリハビリに活用している病院です。
先生には雑談に混じって「マッサージ教えてください!」なんて、お願いしたりしてました。
しばらく経ったある日、今度マッサージ講座を行うので参加しませんか?
というお誘いをいただきました。
もちろんこれはチャンス!とばかりに申し込みました。
ここから私のドッグマッサージの勉強がスタートしました。
今思えば、自分の愛犬のマッサージが知りたい。だけだったんですけどね。
ところが、始まったマッサージ講座の内容は本格的でした。(当然ですが^^;)
犬の種類・生態・カーミングシグナルからはじまり、解剖学に基づいた筋肉の勉強もします。
スポーツドッグ、職業犬、家庭犬・老犬、それぞれの特徴に合わせたマッサージテクニックやプログラムの作成もしました。
感染症や循環器系・神経系の病気を学び、リハビリテーションマッサージでは、入院中の術後のマッサージも体験、回復のためのプログラム作成などなど・・。
とにかく、勉強することから何十年も遠ざかっています。
そんな頭に習った知識を叩き込むのは本当に大変な苦労でした。
でも、今となってみれば全部大切な知識です。
時間はかかりましたが、こうした基本の勉強はマッサージの根本を知りたい私にはとても良かったと思います。
自分の愛犬のために・・と飛び込んだマッサージ講座で、最終の医療現場のリハビリテーションを経験するにまで及んでしまいました。
けれど、これらの経験や犬の病気やケガの知識は、ドッグマッサージを行う上での予備知識として有要なことだと今は感じています。
受講中やその後も、ボランティアで盲導犬協会やサービスドッグ協会に伺い、リタイヤ犬やキャリアチェンジ犬のマッサージも行っています。
これらはとても貴重な経験です。
初めて会う子たちでも、自分のマッサージでだんだんゆったりとして気持ちよさそうにしてくれるのがとても嬉しくて、学んだことが納得と自信になりました。
実際、歩けなくて介護ハーネスで持ち上げられるように運ばれて来た子が、マッサージのあと立たせてあげると自分で歩き始めるんです。周りのみんなが笑顔になります。
そんなことも何度か見てきました。
犬のマッサージ屋さんのスタート
犬のマッサージを業務とするには、動物愛護センターへの届けが必要になります。
その届けには動物飼育管理士という資格が必要で、早速その資格も取りました。
さあ!開業!!と始動した途端、私の乳がんが発覚。
抗がん剤治療をしながらイベント参加は続けてきたものの、定期的に受ける抗がん剤のしんどさに負けて思うような活動はできませんでした。
開店休業です。
さらに私が治療を終えてさあこれから・・・という頃に、今度は愛犬のレイが脾臓の血管肉腫が原因で亡くなってしまったのです。8歳と8か月でした。
あなたのためにマッサージの勉強を始めたはずだったのに・・・。
マッサージも続けていって、歳を取ってもいつまでも元気で散歩にいこうね。と言ってたのに・・・。
この一年は次々と嬉しくないことばかりが続いて足踏み状態になりました。
でも、やっと何とか元のレールに戻れるようになりました。
ドッグマッサージをもっと知ってもらいたい
ドッグマッサージの必要性は「なぜドッグマッサージをお勧めするのか?」に書かせて頂いています。
ドッグマッサージは老犬シニア犬といわれるワンちゃんにはもちろんのことですが、若いうちからメンテナンスとして始めて頂きたいと考えています。
人と同じで、ロコモティブシンドロームはワンちゃんにもあてはまります。
ロコモティブシンドロームとは加齢とともに身体の機能が低下して動けなくなることをいいますが、少しでも手前から運動を続けることでその低下を緩やかにできるのです。
老犬になってもいつまでも自分で歩ける健康寿命を延ばしましょう。
ドッグマッサージは動きやすい身体をメンテナンスするお手伝いができます。
「老いてから・・」「動けなくなってから・・」ではなく、今から始めるマッサージを皆さんに知っていただけるよう活動したいと思っています。
経歴と資格
JAAM(一般社団法人 日本動物マッサージ協会)会員
JAAMドッグマッサージトレーナー資格認定
ベーシックアニマルマッサージ講座修了:2017年 2月
スポーツドッグマッサージトレーナー資格取得:2017年 5月
リハビリテーションマッサージトレーナー資格取得:2017年12月
IAAMB(国際動物マッサージ協会)会員
愛犬飼育管理士(JKC会員)